シャン・チー　テン・リングスの伝説

映画館で観た映画の感想を書きます。

まずは「マーベル・シネマティック・ユニバース」の第25作目となる『シャン・チー/テン・リングスの伝説』！

いよいよ『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後の世界を描くストーリーが始動！

これまでも『ブラックパンサー』で黒人を主人公そしたヒーローで大ヒットをなしとげ、社会的なメッセージの作品としても革命をおこしてきているMCUだが、今度は「中国人」を主人公としたヒーローものです。

「中国人」と聞くと昨今の巨大な中国市場にすりよって急遽つくったオリジナルヒーローかと思いきや、1973年にすでに原作にあったキャラクターが満を持して登場ということで、マーベルコミックスの奥の深さに驚かされますね。

1973年といえばブルース・リーの『燃えよドラゴン』が封切られた年なので、そのブームの影響もあったのだと思いますが、それが約50年という時を経て、現代の貴重な資産となっているのだから感慨深い。

内容は、これまでのアベンジャーズシリーズをまったく知らなくても、ほぼ問題ない（知っていればより楽しめる）カンフーアクションとなっていて、安心して初心者も観ることができますので、おすすめす。

本作から「マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）」という壮大な世界観に飛び込んでみてはどうでしょうか？

そして、本作の次にはすぐ最新作『エターナルズ』が控えています。

『エターナルズ』の監督は、『ノマドランド』というガチ系アート映画でアカデミー賞作品賞をとったクロエ・ジャオ監督です。

きっとこれまたこれまでのMCU作品とは全然ちがった作品になっているのでしょう！こちらは2021年11月5日（金）公開です。

いよいよ本格再始動したMCUが楽しみですね。