2021年12月13日16時時点のAmazonのミステリーのミステリー・サスペンスの新着人気ランキングで、
『冷血 (新潮文庫)』がランキングで26位を獲得しました!
内容紹介
ノンフィクション・ノヴェルの金字塔。
散弾銃による一家4人惨殺事件を綿密に再現。
待望の新訳!
カンザス州の片田舎で起きた一家4人惨殺事件。
被害者は皆ロープで縛られ、至近距離から散弾銃で射殺されていた。
このあまりにも惨い犯行に、著者は5年余りの歳月を費やして綿密な取材を遂行。
そして犯人2名が絞首刑に処せられるまでを見届けた。
捜査の手法、犯罪者の心理、死刑制度の是非、そして取材者のモラル――。
様々な物議をかもした、衝撃のノンフィクション・ノヴェル。
I生きた彼らを最後に見たもの
II身元不詳の加害者
III解答
IV“コーナー”
訳者あとがき
その月曜日、一九五九年十一月十六日も、カンザス州西部の小麦畑がひろがる小高い平原は、典型的なキジ猟日和だった。
雲母(うんも)のように輝く麗しい蒼穹(そうきゅう)がひろがる一日。
過去何年か、そんな日の午後、アンディー・エアハートは親友のハーブ・クラッターが営むリヴァーヴァレー農場で、キジ猟にふけって過ごすことがよくあった。
……(「II身元不詳の加害者」)
カポーティは『冷血』の執筆に先立ち、三年を費やしてノート六千ページに及ぶ資料を収集し、さらに三年近くをかけてそれを整理している。
当然、膨大なデータの取捨選択を行っているはずだが、その中でも家族にかかわるデータをことさら丹念に拾い上げているように見える。
加害者、被害者、捜査官はもちろん、点景という趣の人々にいたるまで家族の構成とその間の絆をことこまかに記しているのだ。
――佐々田雅子
(1924-1984)
ニューオリンズ生まれ。
19歳のときに執筆した「ミリアム」でO・ヘンリ賞を受賞。
1948年『遠い声 遠い部屋』を刊行し、「早熟の天才」と絶賛を浴びる。
著書に『夜の樹』『草の竪琴』『ティファニーで朝食を』『冷血』『叶えられた祈り』など。
晩年はアルコールと薬物中毒に苦しみ、1984年に死去。
1947年生れ。
立教大学英米文学科卒業。
翻訳家。
訳書にカポーティ『冷血』、エルロイ『ホワイト・ジャズ』、レセム『マザーレス・ブルックリン』、ユージェニデス『ミドルセックス』、ラーセン『T・S・スピヴェット君傑作集』、ドゥ・ヴァール『琥珀の眼の兎』など。
大人気作品を、この機会にに観てみよう!


コメント