『ブラック・ウィドウ』の感想(ネタバレなし)

ブラック・ウィドウ』は2021年7月8日に劇場公開された、アベンジャーズシリーズ(正確にはマーベル・シネマティック・ユニバース MCU)の1作です。

コロナ禍で、映画会社も映画館と配信のどちらで観客に作品を届けるか悩む中、本作は、映画館とディズニー+の同時配信により、どちらを好む観客でも作品を見られるようにして公開されました(正確にはディズニー+では1日遅れの7月9日公開)。

『ブラック・ウィドウ』は、アベンジャーズを知らなくても、女スパイのアクション映画として楽しめる素晴らしい1作だと思います。これまで「女スパイ」と言えば、色仕掛けだったり、男スパイのサポートだったり、どうしても「女性」を意識させ、どこか差別的要素が漂っていましたが、本作は主演のスカーレット・ヨハンソンが製作総指揮を務めているあたりからわかるように、そういうのを一切排除した「女性解放」のメッセージ性のある社会派アクションでもあります。

一方で、ブラック・ウィドウの「偽物の」家族との決別と再開という、繋がりの物語でもあり、複数の視点で楽しむことができます。

個人的には、“妹”エレーナ(フローレンス・ピュー)が、口が悪いが可愛げがあり、とても好きでした。どうも今後のMCUにも出る可能性があるようです。楽しみであり、MCUファンであればその意味でも必見です。

そして、本作は早くもブルーレイ/DVDが発売されます。ディズニー+で見られるとは言え、本作は本当に面白い作品で、ブルーレイ/DVDを手元にコレクションするに値する作品です。

特に、Amazonで買えば、特別デザインのオリジナルアクリルキーホルダーかマグカップが付いてくるのでお勧めです。どちらを選ぶか悩んだ結果、私はキーホルダーにしました!

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